ベトナムプレキャストコンクリート工場操業開始

今年11月ベトナムで現地企業と共同でプレキャストコンクリートの製造工場を操業開始、そのオープニングセレモニーに参加してきました。

場所はハノイの東100キロに位置するハイフォンという街にある工業団地内です。ハイフォンは港が近いこともあって日本や韓国などの外資他数多くの工場が立ち並んでいます。

 

 

工場スタッフと

 

操業に際しては、レスコハウスの技術者に加えてかつてレスコハウスの利根工場に勤務していた中国人スタッフを招へいして、全く未経験のスタッフに一から教える形でスタートしました。

 

最初はコンクリートが型枠にきちんと行き渡らず上手くできなかった作業もすぐに慣れ、数枚のパネルを製造した後はほぼ製品として出荷できるレベルにまで到達しました。

 

共同出資先のCJSCは工場建設を主として行っており、当面生産するプレキャストコンクリートパネルをその工場建設の部材として活用していこうと考えています。

1つは工場の外装材です。構造躯体は鉄骨造で壁はレンガブロックの手積みが一般的ですが、そのレンガブロックの代わりにPCパネルを活用していこうという考えです。もう1つは工場の敷地を囲むフェンスです。こちらもレンガブロックの手積みの代替として提案していきたいと考えています。


工場の塀の建設風景

 

いずれも構造材ではないため、モジュールをパターン化することで同一部材を大量に生産でき効率化が図れます。またレンガブロックの施工より工期が大幅に短縮できるメリットがあります。しかし問題はコストです。現地では職人の労務費がまだ安価かつ人材が豊富なため、大量の職人を雇って仕上げていくのが一般的です。しかし発展著しいベトナムでは建設ラッシュとなっており、いずれは職人単価の上昇が見込まれており、そうなれば間違いなくPCパネルの需要は高まるでしょう。

 

そのタイミングを見極めながら一気に攻めていきたいと考えています。

 

 

当日は約100名の関係者を招いてのセレモニーということで、製造したパネルを展示し、また工場内に外装及びフェンスとして実際に活用したサンプルを見学してもらいました。

 

 

外装材用のパネル

 

フェンス用のパネル

 

 

工場の一部に外装用のサンプルとして設置したPCパネル

高さ3.5mと3mの2種類

 

 

工場入り口にフェンス用のサンプルとして設置したPCパネル


社名のHRCを型抜きで表示

 

 


PCパネルの製造過程や型枠、鉄筋の加工、組み立てなどを見学していただきました。

 

 

今月末からCJSCが建設中の工場へ出荷が始まります。

日本のプレキャストコンクリートの技術がベトナムでも花開くことを期待しています!

 

 

 

 

 

 


この記事のトラックバックURL
トラックバック

ヒノキヤグループ 社長ブログ

オン・オフを問わず、考えていること、気付いたこと、感じたことなどを発信していきます。

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< January 2019 >>

Profile

近藤 昭(株)桧家ホールディングス 代表取締役社長 近藤 昭

1967年兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学卒業。 大学卒業後、大手生命保険会社や外資系保険会社勤務を経て、 2001年に(株)東日本ニューハウス(現・(株)ヒノキヤグループ)に入社。 専務取締役、副社長を経て、2009年に代表取締役社長就任。 2012年に『日経ヴェリタス』が行った「在任期間中に株価を最も 上げた社長のランキング」では、全上場会社中第5位にランクイン。 業界の常識にとらわれず、常に顧客目線で考えることがモットー。 「あらゆる人にエコで快適な住まいを」 提供するために日々奮闘中。

   

Selected entries

Categories

過去記事

Recent trackback

著作本

著作本

Links

 

mobile

qrcode

Search

Others